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モーリス MD-507

2006年2月購入。 購入価格1,700円。
これまた安かったでしょう?。

送料は790円。 合計2,490円也。
売って下さった方が非常に親切で、運賃の安い方法を探してくれました。
オークションは送料のことも考えて入札しないとね。
100円で買っても10万で買っても、送料は変わらないもんね。

でも発送法であれこれ注文を付けると嫌がる方もいらっしゃいますので注意しましょうね(笑)。
中には梱包料とか取る人もいますね。
どちらにしても、出品者のルールを納得した上で入札しましょう。

あと、他に振込み手数料もかかります。
銀行振り込みだと手数料、結構高いんですよね。(J.N.Bなら安いけど)
ちょっとみみっちい話でした(笑)。
 
06.04.22 UP
モーリスはピックガードのカタチが・・・。
なんて、この前書きましたねえ。

サンバーストだから目立たないだろうと思ったんですが・・・。

やっぱり好きになれないなあ。


あまりの安さにつられて買ってしまいましたが・・・。

一応、清掃・修理・調整と、一通りのことはしてあげたのですが、今一可愛くないんです。


他にも気に入らないところが、いくつか有ります。
実はこれ、MADE IN KOREA、つまり韓国製なんです。
(知ってたら買わなかったよ〜)

日本の各メーカーが、安い労働力を求めて、廉価品の製造拠点をアジア各国に移しているのは周知のとおりです。

モーリスも御多聞に漏れず、安物(多分4万以下)は韓国製に切り変わりました。
(後記:最近は韓国も人件費が高くなったのか、それとも質の向上を求めてか、中国製のモーリスを見掛けた記憶があります。ヤフオクで。)
多分、それはここ10年くらいのことだと思うのですが。
(正確なところは知りませんよ。もっと前かも知れないし・・・。誰か教えて!)

chataroが思いまするに、このギターはその初めの頃のもので、試しに作らせてみたら「こんなんできました〜」ってところじゃないのかなあ。
モリダイラ楽器(販売元)もいい加減で、「どうせ安物買う奴に判るはずがないから、売っちゃえ」ってことになったのでは?。

多分、その後は日本サイドの指導のもとに、質も向上させているとは思いますが・・・。

あくまでchataroの想像ですがねえ〜(笑)。


という訳で、これは1990年代に作られたんじゃあないかと思っています。

手持ちのカタログ(1991年10月発行)によると、
MD-507は定価2万5000円。

モーリスは1982年のカタログあたりから、
価格が判りにくい品番になりました。
例えばTF-830が20万、TF-815が10万、・・・TF-801が5万、MD-525が4万、MD-515が3万、MD-510が2万5千円・・・(この頃はまだMD-507という品番は有りません。)

それ以前は、例えばW-100なら10万・・・W-30なら3万と、品番から値段が判ったんですけどねえ。

ただし、いつの間にか5万以上の機種(TFシリーズ)は、もとのように定価の判り易い品番に戻ったりもしていました。
前述の1991年のカタログでは、例えばTF-200が20万、TF-100が10万・・・TF-50が5万円という具合。
でも4万以下は、判りにくい品番のままで、MD-526が4万、MD-512が3万で、このMD-507が2万5千円となります。

(最近のカタログでは、また価格体系は変わっています。)


マーチン・タイプのモデルの、ピックガード形状が変わったのも1982年頃。

P18
MORRIS MD-507
06.04.22 UP
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右と左の画像を見比べて下さい。
リペアを完了して眺めてみたら、どうもヘッドのカタチが変なんです。
そこで、先に入手したK.カントリーと比べつつ採寸したら、ナットから一番近いペグポストまでの距離(矢印)が1センチも長いことが判明しました。
試しに得意の(笑)画像処理技術でその分を縮めてみたのが右の画像です。
絶対、右の方がカッコイイでしょう?。
でも悲しいかな、現実は左の方なんですよね(笑)。
06.04.22 UP
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ヘッドのところで材を継いであるのは、どうやら安いギターの宿命のようですね。
この前のK.カントリーもこうなっていました。

3弦のペグだけ曲がって付いていたので、ネジ穴を竹串で詰めて、正しく付け直しました。
ネジ穴は以前、爪楊枝で埋めたりもしましたが、竹串の方が強いような気がします。
(でも、どちらでも大差ないかな?。)

ペグは、最初の掃除の時にはいつも、一応全部外して付け直します。


ペグだけは、70年代のものより良いですね。
当時、ロートマチック・タイプは3万以上のものにしか付きませんでした。
エンド・ピンのところの、サイド板の繋ぎ目は、何の飾りもありません。
ただ突き合わせただけ。
(後記:通常エンドトリムという部材が付く部分ですね)
chataroは装飾には拘らないから、別にいいんですけどね。
現代の2万5000円ならこんなものでしょう。

もっとも、1970年代のW-25のココがどうなっていたか知りませんが・・・。

因みに、手持ちの1976年と1977年のカタログによると、W-25のサイドとバックは、ローズウッド合板ですね。
因みに、その下のW-20も同じくローズ。
W-15とW-18が、トーグというあまり聞き慣れない材を使っています。


で、これは、サイドとバックはローズより格下のマホガニー合板です。
(トーグよりは格上かな?)



前述の1991年のカタログによると、

トップはスプルース合板。
バックとサイドはマホガニー合板。
ネックはナトー。
指板とブリッジはローズウッドです。
(黒く塗ってありますけど)
ふきのとうもこんなに大きくなりました。
(4月15日撮影)

食べごろは過ぎてしまいましたが、食べられないこともないですよ。

天ぷらが美味しい。

炒めて砂糖と味噌で味付けた、ふき味噌もつくりました。


・・・と、話が脱線しましたね(笑)。
バックのセンターには、よくある木象嵌ではなく、シンプルな黒いラインだけ。

よく見ると、塗装なんですね、コレ。
しかもバインディングにちょっとはみ出しています。
雑でしょう?(笑)。
上にクリア塗装が乗っているから、いくら拭いても落ちません。


他にも雑なところは沢山あります。

ヘッドの天神部分のクリア塗装の厚みにムラが有ったり、ナットとの境に吹き溜まりが有ったり・・・。

ここから、(時間を遡って)リペア記録になります。

実はこれ、ネックにヒビが入ったジャンク品だったんです。

(だから安かったのよ〜)

勿論承知の上で購入したんですけど。

画像は、ヒビにタイトボンドを流し込んだところ。

1弦側です。
で、こちらが6弦側。

ピンボケでよく見えないけど、1弦側と同じくらい割れています。

タイトボンドは、リペアのプロも使っているようですね。

最近、近所にできた巨大ホームセンターのジョイフル・○田で見つけました。

それまではどこにも無くてねえ。

350円。 嬉しくて2本も買ってしまいました。

最近は、ネットでも売っていますね。
500円くらいするし、送料もかかるけど。
クランプで固定。

クランプは、どこの御家庭にも探せば有るんじゃないかな。

これは、机に付ける電気スタンドかなんかを固定していたやつを流用。
(最近、100円ショップでも売っているのを発見しました)


このまま24時間以上放置。

念のため、3〜4日置きました。


ちょっと見、分からなくなりましたよ。
既にボディは清掃済みなので、ピカピカです。

今回のは、先のK.カントリーより手強かったですよ。

コンパウンドで磨きました。

塗装ごと薄皮を剥いだ感じ。
マホガニーの木目も、捨て難い味がありますね。

ローズとの音の違いはどうなんでしょう?。
合板同士じゃ、あまり変わらないのかなあ。



リペア完了の後、眺めていたら、ボディもスリムに見えてきたので、念のため計ってみたら、K.カントリーよりも、細かった。

横幅の最大のところで1センチも・・・。

因みに、実はもう一本アコギを入手していて、それとも各部を比較してみたのですが、同じ結果でした。

ひょっとしてこれ、メーカーは、マーチンのコピー・モデルとして作っていない可能性が有りますね。

そうかあ、そうだったのかあ・・・。
サウンドホールの切り口の処理も雑で汚いでしょう?。

内部の力木はケバ(ささくれ)だらけだし・・・。

ラベルの「Made in Korea」の文字が悲しいです。
chataroとしては初めてのアジア(中・韓・台)製のギター・・・かなと、よく考えてみたら、

アリアの7弦エレキが有りましたね。
あれはAsian NICS(NIES)製疑惑が残ります。
というか、ほぼ間違いなくそうでしょう。


他はどうかな?。

古さから言って、他は大丈夫でしょう。
トルネードもメイド・イン・ジャパンと書いてあったし・・・。
サウンド・ホールが指板に食い込んでいるのが判るでしょう?。
ホールの位置がネック側にズレているからです。

なので、ピックガードとブリッジの間が大きく空いています。

少なくても4ミリくらいズレていると思います。

カタログには、こんなの無いぞ〜、
おい、モーリス!。
この写真だと、力木のケバケバがよく判るでしょう?。

サイドとバックの継ぎ目の蛇腹に切れ込みを入れた材(これ何というのでしょう?)も、K.カントリーより、目が粗いし、雑な感じ。
(後記:ライニングというらしい)

見えるところでさえこの雑さだから、見えないところは、推して知るべし。

なんか、文句大会になっちゃってますね(笑)。


最近の安物って、みんなこうなのかなあ?。
気に入らないから、サウンドホールから手を突っ込んで、届く範囲はサンドペーパーでこすりました。

で、これが使用後。

ちょっとはマシになったでしょ?。
さて、このギター、どう使いましょうかねえ。


サンバーストのモーリスだから、
着流しでも着て、ギター侍のコピーでもやりますか?(笑)。
(彼のはタテロゴのTFモーリスだけど。 J-45タイプも見たことがあるけど。でも最近テレビでネタをやってるの、見ないなあ(笑)。)




そう言えば、肝心の音については、何も書きませんでしたね。






音はそれなりです(笑)。
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さらなる弾き易さを求めて、サドルの弦高調整をしました。

ついでに弦長補正も。

一度補正したギターを弾くと、補正しないギターが存在することが信じられない。(なんてね)。

気分の問題かも知れませんが・・・(笑)。

(やり方は、K.country D-250のページを参照)


サドルを下げたことにより、テンションがゆるくなって弾き易くなりました。
(チョーキングとかも楽になりました)

サドルの稜線部断面を鋭角にしたことによって、反応も良くなった気がします。


モーリス MD-507 その2 (改造編)へGO!