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92~93年末年始 燕岳
92年12月30日未明、夜行列車とタクシーを乗り継ぎ現地に到着。
中房温泉に向け出発。冬は車両通行止の為、徒歩でしか行けません。

タクシーで相乗りだった2人と共に、ヘッドライトを頼りに歩き出す。
3人共、単独行。
chataroはいつもは実家の兄と2人で登ってますが、兄が仕事中怪我をしてしまい1人で来ることになってしまいました。

歩き出しはアスファルトに雪解け水が凍結して、滑って大変でした。途中何度か転びました。
やがて夜が明け、雪道に変り、車道と山道を何度か繰り返し、中房温泉に到着。

3人の内1人は小休止後、合戦尾根に出発。小雪がちらつきはじめました。
まだ午前中の早い時間だったのですが、冬山でしかも単独行の為、chataroは予定通り大事をとって中房温泉で1泊。
雪は激しくなり残ったもう1人と、先に行った人を心配しましたが、その後遭難した様子もなかったので大丈夫だったみたい。

残念ながら初日は写真を撮っていません。こういう時の為に何枚か撮っておくんだった。
10年前の山行記録です。
ちょっと古いですが、天候にも恵まれ良い写真も沢山撮れたので、ご紹介します。


今日は合戦尾根を登ります。本来なら今日が初日みたいなもの。
ゆうべは畳の上で寝られたので、気力耐力共に充実してまことに気分が良い。

いつもなら夜行列車で、ロクに寝られずくたびれはてたところで登山開始となるので、初日は辛いのです。
(最近では車で早め行き、車中で仮眠をしてから出発するようにしています。)

昨日の雪も止み、無風状態の樹林を登りました。
かなり上まで登ってきました。下界は雲の下です。森林限界に近づいてきました。
パノラマカメラで撮りました。(以下同)
大天井岳(おてんしょだけと読みます)へ向かう稜線の向こうに槍ヶ岳の穂先がやっと見えてきました。
ここは夏山でも感動するところ。冬山ならばなおさら。
表銀座の稜線に到着。燕山荘(えんざんそうと読みます)前です。
谷をはさんで裏銀座の山々が見えます。

小屋へのアプローチが夏山と違い、小屋南の斜面を直登します。
この日、快晴で冬山にしては風も弱かったにもかかわらず、最高気温マイナス15度でした。
燕岳(つばくろだけと読みます)をバックに記念撮影。後ろにはテントもいくつかあります。
初公開、chataroです。着膨れしてて体形も判らないでしょ。
判るのは短足ということだけ(笑)。
槍ヶ岳方面に落日。こうして2日目と同時に1992年も暮れて行きました。
この冬の燕山荘は年末年始のみ素泊まりのみで営業。
冬季の小屋の営業形態はその年によって異なるので事前確認が必要です。

燃料が凍結してしまい発電機が使えず、窓は塞いでいるので昼間でも小屋の中は真っ暗。
あちこちに雪の重量に備えての支保工が有り、気をつけないと頭をぶつけたりします。

休業中に小屋荒らしが入ったそうで、管理人が怒ってました。ご丁寧に床にウンコまでしてあったそうです。
糞害に憤慨といったところ。
そんな恥知らずな奴には2度と山に登って欲しくありませんね。

3日目
つづく・・・。

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